林業の仕事をされる方の労災(特別加入)について

公的保険

森林組合などから立木の伐採などの仕事を受注する時、労災をかけるにはどうすればいいのか?

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仮定

森林さん(仮)
40歳 個人事業主
これまでは土木の仕事が主で、いつも一緒に仕事をする方が一人いる(Aさん)。
地域の森林組合から立木の伐採の仕事を始めて受注した。

Aさんは、従業員として雇って給料を払ってるわけではなく、外注として仕事を依頼しており、毎年当人が事業所得の確定申告をしている。

林業の仕事を始めるにあたって、森林さん本人とAさんに労災をかけたい。

どこに相談すればいいか?

労働基準監督署に相談するのが筋ですが、ワンストップで解決できない場合があるようです。

上記の場合、森林さん(仮)は一人親方ですので、元々労働者のための制度である労災の対象には、原則なりません。
ですので、労働保険事務組合と言う団体に労働保険事務を委託し、特別加入と言う制度を利用して特別に労災をかける必要があります。

特別加入制度には種類があります。
第1種:中小事業主(従業員がいる小規模事業)
第2種:一人親方(従業員がいない)
第3種:海外派遣労働者

従業員がいる場合

1)森林さん(仮)がAさんを従業員として雇っていた場合は、第1種の林業を取り扱っている事務組合を探す必要があります。
 →商工会、商工会議所、社労士事務所などで扱っています。

従業員がいない場合(一人親方)

2)森林さん(仮)がAさんを外注として、仕事を依頼している場合、他に従業員がいないので、一人親方となり、第2種の林業を取り扱っている事務組合を探し、相談します。
 →建設業なら建設業協会、組合など、林業なら森林組合が多いです。

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結論

今回の仮定では、

一人親方向け林業の特別加入に加入するために、森林組合に相談してみる

ことになりそうです。

労働基準監督署などに相談した場合も、森林組合にたどり着くと思います。

森林組合では、林業の一人親方向けの特別加入のできる事務組合を持っている場合があるようですが、その組合と取引のある事業主向けであることがほとんどのようです。

森林組合から仕事を受けたら、ぜひ一度、発注元の森林組合に労災のことについて相談してみるといいでしょう。

それまで別事業をされていた場合でも、林業は業種が違うので新たに労災保険を適用する必要があります。

また、今回の場合は、外注に回しているAさんも個別に一人親方向けの労災保険に加入する必要があります。

林業は労災保険料は高め

林業は危険な仕事ということで保険料が賃金総額の6%と、他の業種に比べて高い方です。
(建設関係は0.9%や1.2%など)

特別加入の場合、賃金総額はある程度選択できます。

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最後に! この記事は参考程度に、専門家・専門機関に相談すべし

ここまで、筆者の経験にしたがって気の向くままに書いてきました。
が、社会保険労務士の資格を持ってるわけではないので、参考程度にしてください。

具体的な相談は、労働基準監督署や社会保険労務士(契約を結べば有料)、商工会・商工会議所などにしてください。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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